転勤族と聞くとほとんどの場合、いいイメージを抱かれないのではないでしょうか。
しかし実際には、転勤族には悪い面以外にも、いい面もあります。
現役転勤族であるわたしが転勤族のメリット・デメリットをお伝えしていけたらと思っています。
転勤族のいい面も悪い面も知りたい!、といったあなたのご参考になれば幸いです。
Contents
転勤族のメリット
年収が高い
同じような業種・職種であれば、転勤族の方が年収が高い傾向になります。
理由の1つとして、転勤(全国転勤)がある会社の方が規模が大きいことが挙げられるかと思います。
もちろん、それぞれの会社の給与体系にもよるので一概にはいえませんが・・・
実際、転勤ありなしの平均年収のデータがあるか調べてみましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。
しかし、わたしの周りでも転勤がある会社に勤めている友人の方が、実際に年収が高いです。
参考までに、アラフォーのわたしは全国転勤ありの医療系の会社の営業として勤務していますが、昨年の年収は840万円でした。
35歳〜39歳男性の平均年収が512万円であることを考えれば、平均より高い年収であるかなと思います。(平均年収.jpより)
転勤族は転勤というリスクと引き換えに、高い年収を得られます。
福利厚生が手厚い
年収と同様にに転勤族に手厚いのが、福利厚生です。
これも会社ごとに違いますが、年収同様に転勤がある会社の方が会社の規模が大きいので、福利厚生が手厚くなる傾向にあります。
福利厚生の中でも、転勤族に手厚くなるのは住宅手当ではないでしょうか。
転勤があるのが前提なので、社宅、借り上げ社宅などに少ない負担で住めるケースが多いです。
また、わたしの例で恐縮ですが、全国転勤のあるわたしの会社では、借り上げ社宅に3割の実費で住むことができます。(補助の年数制限はありますが)
単身赴任の場合には、単身赴任先の借り上げ社宅は1割負担で住むことができます。
住宅補助が手厚くければ、その分支出を減らすことができますので、結果的に使えるお金を増やすことができます。
思いもよらない土地に行ける
会社にもよると思いますが、転勤族にも希望勤務地は聞いてもらえます。
まぁあくまで希望なので、通るかどうかは分かりませんが^^;
しかし!
地元でも希望でもない土地に行って、意外とその土地が気に入ったという話も耳にします。
「住めば都」ってやつなのかもしれません。
わたしも縁もゆかりもない名古屋に転勤で5年間ほど住んだことがありますが、思いのほか名古屋のことを好きになりましたよ!
大体、土地のことを気にいる要因は食べ物ですね!!
今は名古屋には住んでませんが、第2の故郷のような感じで愛着があります\(^o^)/
結婚のキッカケに
転勤がキッカケで結婚したというのは、わたしの周りでもよく聞きます。
付き合ってて、彼氏が転勤してしまう・・・
この際だから結婚しよう!ってパターンです。
このように文字にすると、しゃーない感が出てしまいますが、わたしは悪いことではないと思いますよ!
例えば、長く付き合ってて結婚のタイミングを失ってしまったということはよくある話です。
結婚ってタイミングを失うとなかなかできないものです。
思い切りが必要ですからね!
思い切りに転勤はいいキッカケになります。
離れ離れになるんだったら、結婚しよう!という流れはわたしはいいと思ってます。
ちなみにわたしは転勤がキッカケでは結婚してません!(笑)
一旦、リセットが可能
何がリセットできるかというと、人間関係です。
先ほどの結婚と真逆ですね^^;
複雑になってどうしようと思っていた人間関係を転勤するということで、リセットが可能です。
イヤだった人にもう会わなくていいと思えば、スッキリしますよ!
もちろん、いい関係を築いていた人とも離れ離れになることになりますが・・・
しかし!いい関係を築いて人とは、連絡を取ったり、会いに行けばいいので、リセットしなくてすむので安心して下さい!
デメリット
転勤がずっとある
最強最大のデメリットが転勤族である限り、転勤がなくならないことです。
しかも、転勤はいつあるか分かりません。
転勤の2ヶ月前に内示、転勤の1ヶ月前に人事発令といったようなケースが多いかと思います。
(4月に転勤の場合、2月に内示、3月に人事発令)
したがって、転勤の時期(多くは4月、10月)の前には、転勤があるかもしれない!と思ってドキドキしなければなりません。
転勤先に知り合いがいない
転勤した場合、ほとんどが見知らぬ土地に行くことになります。
ここで問題となるのが、転勤先に知り合いがいないということです。
知り合いが全くいないと、会社関係の人しか人間関係がなくなるので、最初はさみしいです。
RPGゲームのレベル上げのように、1人1人知り合いを作っていくしかありません!
ある意味、知らない土地なので、しがらみもないですので、違った自分が出せるかもしれませんね!
地元の友人・知人と疎遠になる
転勤したら、地元を離れるので地元の友人・知人と疎遠なりがちです。
比較的戻りやすい距離でも、毎週は戻れませんし、結婚するとなおさらです。
今だったら、LINEなどのSNSを活用したりすれば、コミュニケーションは取れるかと思います。
しかし、物理的な距離はどうにもなりませんので、会う機会は減ってしまいます。
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転勤のない会社に転職するのもアリ
転勤族である限りは、最大のデメリットである転勤はなくなりません。
転勤がどうしてもイヤだというのであれば、転職するのもアリだとわたしは思っています。
実際にわたしも転勤辞令が出たら、一旦は単身赴任するとは思いますが、転職活動も並行して行おうと考えています。
わたしは転職経験者なのですが、転職するなら絶対に転職エージェントを使った方がいいです。
応募会社とあなたの間に入って仲介や交渉くれますし、転職活動のアドバイスももらえます。
わたしは転職エージェントの方がいなかったら、転職できなかったといっても過言ではありません。
転職エージェントについては、転職最大手のリクナビ系の「リクルートエージェント」がオススメです。
最大手なので、間違いないと思います!
まとめ
いかがだったでしょうか。
現役転勤族による転勤族のメリット・デメリットを紹介しました。
転勤と給料、福利厚生とのバランスで、転勤族を判断することになるかと思います。
転勤があっても給与水準が高い方がいいのか、転勤がなくて若干給与水準が低くてもいいといったところです。
転勤がなくて、給料が高い会社もあるので、自分に合った会社を探すということが大切なのかもしれません。
今回ご紹介した内容が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。