社内営業と聞くと、いいイメージを持たれないことが多いですよね。
「ダサい」とか、「ゴマすり野郎」と揶揄されることもあります。
しかし!
社内営業は本当にダサくて必要ないものなのでしょうか?
サラリーマン生活14年のわたしの結論は、「No」です!!
わたし社内営業をしっかり行うことによって、年収1000万円も到達することができました。
この記事では社内営業をするメリットや社内営業のやり方をご紹介していきます。
Contents
社内営業がヘタな人が多い
冒頭でご紹介した通り、「社内営業はダサい」と思われているみたいで、わたしの同僚もほとんどの人が社内営業がヘタです。
社内営業をしているわたしからすれば、何でそんな対応しちゃうかな?といった感じですね。
逆に言えば、うまく社内営業をしている人が少ないので、社内営業をしっかりすれば同僚から抜きん出ることが可能ですよ!
社外営業より簡単
社内営業のいいところが、社外営業よりも簡単ということです。
社外営業というのは、営業職が通常行う社外の相手に対して行う営業活動という意味合いで使用しています。
社外の人にモノやサービスを売るより、「社内の人にネゴシエーションする」、「人間関係構築する」、「ゴマすりする」ということは簡単ですし、いい結果も確実に得ることができます。
元々同じ社内の人間なので、好意を持って自分に近づいてきたら悪い気がしないというのが人間というものです。
特に立場が上の人は、自分に好意を持って近づいてくる人間が大好きです。
社外営業よりも簡単で、しかもメリットがある社内営業を行わない手はありません。
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社内営業で得られるメリット
社内営業が簡単で、社内営業する意義をお伝えしてきましたが、ここからは社内営業で得られるメリットについてご紹介してきますね!
社内営業で得られるメリットは、「根回し」、「昇給、昇進」の2つが挙げられます。
根回し
根回しもいい印象を受けないものですが、会社員として仕事をするなら根回しは非常に重要です。
ほとんどの上司やお偉いさんは「自分が聞いていなかった」、「知らなかった」というのは好んでいません。
例えば、社内プレゼンの際に上司や重役を論破して、「君には負けたよ。君の言う通りにしよう」なんて事にはなりません。
むしろ、公の場で上司を論破してもあなたの評価は下がるだけです。
「オレに恥をかかせやがった」、「オレの立場を考えろ」といった具合になります。
したがって、根回しが必要なのです。
社内プレゼンがあるなら、「事前に話す内容を影響力のある人に相談しておく」といった具合にです。
「事前にご相談したくて~」、「〇〇さんにアドバイスを頂けたら本当に参考になります」と好意を持って相談に行けば、上の立場の人は悪い気になりません。
事前に相談しておけば、当日あなたにネガティブなことを言ってくることがなくなります。
だって、相談して知っているし、アドバイスもしている訳ですから。
相談した相手にされたアドバイスされたことは何らかの形で取り入れましょう。
でないと、アドバイスした内容が少しも入ってないと、アドバイスしてやったのに分かってないとなってしまいますので。
昇給、昇進
社内営業が最大の効果を発揮するのが、昇進、昇給でしょう。
会社内での評価は、好き嫌いで決まっていることがほとんどです。
わたしは実力主義と言われている外資系企業に勤めていますが、評価も人事も好き嫌いで決まってるのを数えきれない程見てきました。
「何であの人が?!」という出世をあなたもご経験があるはずです。
「何であの人が?!」のあの人は隠れた特殊能力がある訳ではなく、社内営業の結果です。
出世しないよりは出世した方がいいですから、社内営業した方がいいと言えます。
出世だけでなく、上司、上層部に気に入られている方がリストラも回避しやすくなるので、リスクマネジメントの観点からも社内営業は有効です。
昇進だけではなく、昇給にも社内営業が功を奏します。
昇給には上司に権限が大きく影響しますが、気に入っている部下と言うことを聞かない部下のどちらの給料を多く上げてあげたいですか?
答えは聞くまでもありませんね^^;
上司に社内営業しておけば、毎年の昇給にもプラスになりますよ!
社内営業のやり方は?
では実際にどうやって社内営業していくかです。
上司をお客さんと思え
「上司や社内営業の対象者をお客さん」と思うということです。
「上司なので分かってくれるはず」とか「上司は部下のサポートをすべき」といった考えは捨てて下さい。
上司は分かってもくれないし、部下のサポートのしてくれるという期待はせずに、「お客さん」であると思って対応すれば、難なく社内営業ができます。
お客さんには「お客さんが望んでいることをしてあげますよね」、それを上司や社内営業の対象者にも同じことをするのです。
お客さんとして扱えば、上司は立ててもらっているのを実感できますので、いい気持ちになります。
いい気持ちになれば、あなたに対していい感情を持つことになります。
あなたも上司に分かってほしい、サポートすべきという考えがなくなりますので、社内営業に抵抗がなくなります。
プライドが邪魔してる?!
そもそも社内営業に抵抗があるというのは、プライドが邪魔しているからです。
わたしの会社の後輩に「社内営業してみたら?」と勧めたら、いい返事が返ってきません。
理由を聞いていくと、どうもプライドが邪魔しているようでした。
「社内営業するなんて・・・」とプライドが許さない様です。
プライドが邪魔しているなら、ビジネスなので損得で考えればいいのです。
社内営業すれば根回しの観点から仕事が進めやすくなりますし、昇進、昇給の観点からお金も多く得ることができるようになります。
一方、損はありません。
あいつは社内営業しているのか、評価を下げておこうという話は聞いたことがありません。
あなたはお金もために仕事をしていますよね?
わたしはそうです。
であれば、得しかしない社内営業をプライドを理由にしないことはベターな選択とは言えません。
社内営業を裏で妬まれたら?
よくあるのが「あいつは社内営業しているからな」という妬みです。
妬まれたらイヤですよね?
わたしもイヤです。
ですが、「放っておけばいい」です。
社内営業を妬んでいる人は、間違いなく社内営業していない人です。
社内営業していないというかは、社内営業できない人です。
先述したようにプライドが邪魔していて、社内営業ができないので妬んでいるだけです。
わたしは社内営業をキチンとできるのも「能力」だと思っています。
ビジネスなので、損得で考えて得を拾っていきましょう(๑╹ω╹๑ )
ゴマすりのやり方は?
上司へのゴマすりのやり方はこちらの記事でご紹介しています(๑╹ω╹๑ )
まとめ:社内営業は得しかない
これまでご紹介してきた通り、社内営業は得しかありません。
社内営業できない理由は多くの場合は、プライドが邪魔しているといった理由でしょう。
お金儲けのために仕事をしているなら、割り切りましょう。
でも、今の会社で社内営業できそうにない・・・というのであれば、転職して心機一転するのも選択の1つです。
わたしは転職経験者なので、転職経験者ならではの転職のメリット・デメリットについて記事にしています。
ご紹介した内容が少しでもあなたのご参考になれば幸いです!