持ち家と比較して賃貸のメリットととして、引っ越しできるというメリットが挙げられますが果たしてそうでしょうか?
実際のところ、賃貸でも簡単には引っ越せないと言えます。
賃貸で引っ越ししにくいケースについてご紹介していきたいと思います。
あなたの持ち家、賃貸の選択に対してのご参考になれば幸いです!
Contents
子どもの転校
子どもが小学生以上の場合には、引っ越しすることによって転校の可能性が出てきます。
転校しないためには、同じ校区内でも物件探しとなります。
仮に子どもが小学生だと小学校の校区は狭いので、かなり限られた範囲でしか引っ越しできません。
したがって、子どもの転校を考えると、賃貸だからといっても簡単には引っ越しできないといえるのではないでしょうか。
費用がかかる
引っ越し代
引っ越しには、もちろんですが費用がかかります。
一家での引っ越しであれば、荷物の量、時期にもよりますが、十万単位のお金がかかります。
費用としてかかるのは、引っ越し代だけではありません。
カーテンは、ほとんどの場合に買い直しになります。
ワンルールだとカーテン代も知れていますが、家族住まいとなると窓の数も多くなるので、カーテン代も負担となってしまいます。
場合によっては家具も買い直しなので、家具代も家具代もかかる可能性があります。
敷金礼金
引っ越しとなると、新たに敷金礼金もかかってしまいます。
敷金礼金の相場は敷金、礼金ともに1ヶ月分と言われています。
(参考:賃貸契約に必要な初期費用の相場はどのくらい? 安くする方法は? 分割はできる?)
仮に10万円の家賃の物件でもでも、合計20万円の敷金礼金がかかってしまうということで、引っ越し代と合わせて負担になります。
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労力がかかる
引っ越しは費用もかかりますが、労力もかかります。
物件を探すのって大変です。
不動産屋さんと一日中物件探しをするとクタクタになります。
しかも一日中物件を探したからといって、希望にあった物件があるとは限りません。
子どもを転校させたくなければ、選べる地域が狭くなるので尚更です。
物件を探すのも大変ですが、いざ引っ越しをするのも労力がかかります。
荷造りして、荷物を積み込んで引っ越し先へ。
引っ越し先では、梱包をほどいて、片付けです。
さらに役所に引っ越し手続き、電気・ガス・水道の開栓手続き、細かいとこだと免許などの住所変更も必要です。
書いているだけでもゾッとしてきました^^;
やはり、「よし、引っ越しするぞ!」といって簡単できるものではありませんね。
借り上げ社宅だと補助が出なくなる
会社の借り上げ社宅に住んでいると、簡単には引っ越しできないです。
わたしの会社でも余程の理由がないと、借り上げ社宅を引っ越しすることができません。
実際には、どういった理由だと引っ越しが認められるかは明記されてないのですが・・・。
恐らく引っ越しが認められるのは、例えば、同じマンションにその筋の方の事務所ができたとかですかね^^;
会社としては、簡単な理由で引っ越しされてしまうと引っ越しの度に敷金礼金がかかってしまうので、簡単には借り上げ社宅の引っ越しを認めてはくれません。
わたしの会社のケースだと、借り上げ住宅から自己都合で引っ越すと家賃補助は0円になってしまいます。
借り上げ住宅で補助を受けている状態からの家賃補助は0円は正直キツいです。
家賃は毎月発生しますからね^^;
ご紹介してきた理由から、借り上げ住宅だと簡単には引っ越しすることができません。
妻の勤務先との兼ね合い
共働きしていると、妻の勤務先との兼ね合いで住む場所を決めらなければなりません。
「引っ越しして妻が通勤できなくなって仕事を辞める」という事態は避けたいですよね。
共働きはメリットが満載ですので、共働きしているのであれば共働きを続けるべきです。
したがって、共働きしていると2人の通勤を考えらければならないので、簡単には引っ越しという訳にはいかなくなります。
結論:賃貸でも簡単に引っ越しできない
賃貸は持ち家よりは引っ越ししやすいものの、賃貸だから簡単に引っ越しできる訳ではありません。
賃貸だから引っ越しできるし・・・と安易な家選びではなく、持ち家を買うぐらいの意気込みで家探しをした方がいいと言えますね!
持ち家のメリットに関しては、下記の記事でご紹介しています。
わたしは転勤族ですが、マンションを買いました(๑╹ω╹๑ )
ご紹介した内容があなたの持ち家、賃貸に対してのご参考になれば幸いです!