最高の子育て本に出会いました!
それは、「小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て」 という子育て本です!!
著者は、慶應大学医学部 小児科 教授の高橋 孝雄先生です。
小児科医でいらっしゃるので、たくさんの子ども、親にこれまで接してこられてます。
ご自身も2児の父とのことです。
しかも、大学医学部で医師の教育にも携わられており、教育者としても活躍してこられてきました。
そんな高橋先生が最高の子育てと銘打ってあるので期待がもてますね。
ではレビューしていきましょう!
(ネタバレしないように帯に書いてある項目から、わたしの感想・意見を述べています)
Contents
著者について
ご紹介したとおり、高橋先生は慶應大学医学部 小児科 教授です。
かつ、小児科学会の会長でもいらっっしゃいます。
医療関係の仕事をしているわたしからすると、高橋先生はいわゆる大物の先生です。
そんな大物の先生が執筆された子育て本なので、ますます気になりますよね!
総評
子育てを頑張りすぎているお母さん、お父さんに読んでもらいたいです。
巷には色々な子育て情報が溢れて、そうしなければならない、親の責任だ!とか、子育てをドンドン大変なものにしていってます。
自分の育てられ方に不満を持っている場合にもオススメです。
はい、わたしのことですね(笑)
親がもっと熱心に教育してくれたら、もっといい大学に行けたのにとか不満を持っていたわけですよ。
しかし!
この本を読んでから、その不満は解消されました。
わたしにとっては、子育ての悩みも自分の育てられ方の不満も、本書が両方解決してくれたのです。
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早期教育には意味がない
最近はヘタをすれば赤ちゃんの頃から、英語を勉強させるということも珍しくありません。
英語ができることに越したことはありませんが、「早期教育には意味がない」と書かれています。
教育させるためには、イヤイヤだと子どもも負担になりますし、親にとっても経済的にも、心理的にも負担になります。
教育させなきゃ、させなきゃという風潮に一石を投じる内容となっています。
親ができなかった勉強や英語を、子どもに期待して背負わせるというのも酷な話だと思います。
子どもは親の夢を叶えるために生きていく訳ではなく、自分の人生を楽しむべきなのですから。
習い事は長続きしなくていい
今までやってきて、もったいないから続けなさい!と言ってしまいがちではありませんか?
習い事は長続きしなくていいのです。
投資の世界の「損切り」にも通じる考えですね。
子育てに手遅れはない
子育てのことで後悔ばっかりになってませんか?
子育てに手遅れはないと言われれば、心に突っかかったものがスーッとするのはわたしだけではないはずです。
しかも!
子育てにも手遅れがないように、親自身も何かを学ぶ、何かを始めることに手遅れはないのです。
親に◯◯させてもらえなかったと不満があっで、それだったら今から始めればいいのです。
手遅れはないのですから\(^o^)/
食べ物で頭がよくなることはない
マグロのDHAなどが、アタマがよくなる食べ物と言われている代表選手かと思いますが、食べ物で頭がよくなることはないとの事です。
食べ物も神経質になってしまうと、親自身が苦しんでしまいます。
親がしんどい時は、スーパーのお惣菜や冷凍食品でもいいのです。
それより楽しく食事する方が何倍も大切なのではないでしょうか?
とにかく、こまめに、どんなことでも、ほめる
ついつい、「ダメ!」や「何してるの!」だっかりになってませんか?
わたしも耳が痛いです(笑)
あなたもほめてほしいですよね?
子どもも同じなのです。
同じ以上に子どもは、親からほめられたいんです。
いっぱいほめてあげましょう\(^o^)/
ほめてあげるポイントを見つけることが、子どもの教育にもつながると思います。
短絡ですが、
絵がうまいとほめる→絵が好きになる→画家になる
といった具合に、ほめられる→好きになる→将来の仕事になるというのは、十分にありえる話です。
ほめて子どもの可能性を伸ばしてあげましょう\(^o^)/
まとめ
いかがだったでしょうか?
わたしがこの本を読んで得られたこととしては、救われたということです。
救われたというのは、子育てを頑張りすぎていることと、自分の育てられ方への不満といった2点です。
子育てには、子どもとの「今」この時間を大切にするということが1番大切なのではないでしょうか。
子どもは親のことが大好きなのです。
あまり難しいことは考えずに、今を大切に、子どもをほめることだけすれば、子育てはOKなのです。
ぜひ本書を手にとって読んでみて下さい!
子育て本としては、これ以上ない良書だと思います。
今回ご紹介した内容があなたの子育てのご参考になれば幸いです。
<おまけ>
読書の際には、電子媒体で読書するデジタル読書がオススメです\(^o^)/
詳しくは下記の記事をご参考にして下さい!
本書もkindle版があります。