寒くなってきて怖いのがノロウイルスですよね。
嘔吐と下痢を繰り返す症状が出てしまいますので、感染してしまいますとかなりツライです。
感染力の強いウイルスなので、家族に感染者がいると蔓延してしまいます。
まだ秋にも関わらず娘がノロに感染してしましました。
しかし!
適切な感染拡大の対策を講じたため、感染を最低限にすることができました。
看護師・保健師である妻からの直伝のノロ対策に必要な対策をご紹介していきたいと思います。
物品は、ノロに感染する前に用意しておきましょう!
なぜなら、家族の誰かがノロに感染してから購入していては遅いからです。
それではご紹介していきますね!
Contents
まず準備するもの
ハイター
ノロウイルスは、吐物やおしっこ、うんちと一緒に体外に排出されますので、トイレや吐いてしまった場所をハイターを薄めたもので消毒します。
ハイターの希釈は、こちらをご参考にして下さい。
(広島市 ホームページより)
ノロウイルスはハイターでなければ、除去できません。
普通の水拭きだと、ウイルスの拡大につながってしまいます。
ハイターでの拭き掃除するのに便利なのが霧吹きです。
霧吹きの中にハイターの希釈液をいれておけば、拭き上げしやすいです。
使い捨てのダスターを使用して、拭き上げしたらそのままビニール袋に入れて、口を縛って捨てます。
ダスターは、白色の方がいいとのことです。
色付きだと、ハイターがノロの消毒よりも色の漂白を優先するからです。
嘔吐した場所は、すぐにハイターで拭き上げしましょう!
吐物、拭き上げしたダスターは、ビニール袋に入れてすぐにベランダに!!
手袋
手袋をしないと手にウイルスが付着してしまいます。
ハイターからの手荒れも防ぐことができます。
1度使用した手袋は袋に入れて捨てましょう!
手袋を入れたビニール袋は、すぐに口を縛ります。
手袋をしていても、こまめに手洗いを実施しましょう!
マスク
ノロの感染者が家にいる場合は、常にマスクをしておくべきです。
ノロウイルスを吸い込むことによって、あなたも感染してしまいます。
ウイルスがついてしまった手で、口や鼻を無意識に触るもの予防できます。
マスクはこまめに新しいものに変えた方がいいです。
ビニール袋
吐物や吐物処理に使ったものは、すぐにビニール袋に入れて口を縛ります。
ノロの場合、いきなり嘔吐してしまいますので、トイレまで間に合わないこともあります。
したがって、ビニールを被せたバケツを寝ているそばにおいておきましょう。
ビニール袋もたくさん必要となるので、あらかじめ用意しておくことよいです。
スチームアイロン
洗えない絨毯(じゅうたん)に嘔吐してしまった場合は、吐物を取り除いたあとに、スチームアイロンの蒸気で2分間消毒します。
対応編
子どもがノロに感染した場合
飲み物を飲んでもすぐに吐いてしまう場合は、すぐに小児科に連れていきましょう!
その際には、点滴できる小児科に連れておくべきです。
口から飲んで吐いてしまっていては、点滴しないと脱水状態になってしまいます。
開業しているクリニックでも点滴してくれる小児科があります。
点滴をしてくれない小児科もあるので、かかりつけの小児科の先生に事前に確認しておいた方がいいです。
近くに点滴してくれる小児科クリニックがないのであれば、〇〇病院といった病院の小児科にかかった方がいいでしょう。
一般的に病院の方が待ち時間が長いので、クリニックで点滴してもらえるに越したことはないです。
なお、外来診療では3日まで点滴できるとのことです。
うちの娘は、発症初日に点滴してもらい、次の日も飲めてなかったので点滴してもらいました。
ノロウイルスには特効薬は、ありません。
(インフルエンザのタミフルみたいなもの)
特効薬はないものの脱水の状態によっては入院することもありますので、嘔吐が激しい場合にはすぐに小児科を受診することが大切です。
大人が感染した場合
先述したとおり、ノロウイルスには特効薬はないですので、大人の場合は病院には必ずしも行かなくてもと思います。
高齢者だと、子ども同様に早めにクリニック、病院を受診した方がいいでしょう。
口から飲み物が飲めるなら、自宅で様子をみるものアリです。
(病院に行くのも体力がいりますしね)
口から飲み物が飲めない、衰弱しているなどといった場合は、早めに病院を受診すべきでしょう。
経口補水液を準備しておきましょう
嘔吐や下痢の際の水分補給には、経口補水液が適切な水分補給です。
なぜなら、嘔吐や下痢で体内の電解質(ナトリウムなど)が失われるからです。
失った電解質を速やかに補給できるのが経口補水液なのです。
経口補水液は、飲む点滴ともいわれています。
経口補水液もノロになってからは買いにはいけませんので、あらかじめ何本かはストックしておきましょう!
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まとめ
家族にノロ感染者が出るとパニックです。
適切に対応して感染者を増やさないことが大切です。
そのためには、事前にノロ対策の備品を揃えておくことが重要です。
ノロになってしまうと嘔吐と下痢でかなりツラいです。
子どもがなってしまうと最悪の場合は、命に関わる可能性もあります。
今回ご紹介した内容が少しでもノロ対応のご参考になれば幸いです。