完璧主義と聞くと「ストイック」、「仕事ができそう」といったイメージで良いイメージに取ることができます。
しかし!
世の中のスピードが速くなっているので、完璧主義で100%を目指しているとスピード感に欠けてしまう恐れがあります。
完璧主義なあなたは非常に真面目なのです。
少し肩の力を抜きましょう!
この記事が完璧主義のあなたへの脱完璧主義のご参考になればと思っています!
Contents
完成度は80%
まず目指すゴールですが、100%ではなく、80%を目指しましょう。
100%はNGで、80%はgoodです。
なぜなら、80%から100%にしようと思ったら、0→80%と同じぐらい時間がかかってしまうからです。
スピード感を出すために80%で完成とし、後は必要があれば修正すればいいのです。
例えばですが、あなたのスマホのアプリもしょっちゅうアップデートをしていますよね。
初めから100%を目指す必要はないのです。
80%でひとまず完成として、アプリのように必要があればアップデートしていく。
その理由としては、公衆電話やポケベルを使っていた時代から比べて、現代はスマホでメール確認が当たり前です。
現代のスピード感は、ドンドン増すばかりなのです。
80%の完成度でスピード感を損なわないようにしていきましょう!
なぜ遅くて100%ではダメ?
ここからはなぜ遅くて100%がダメなのかご紹介していきます。
しっかり100%やり切ってるのにダメと言われるのは、納得いかないという反論もあるかと思います。
理由の1つには、前項でご紹介したスピード感が挙げられます。
例えば、会議の議事録を取り上げてみましょう。
議事録も会議中に議事録を作成しておき、会議終了後、または当日中に送れば80%の議事録でも問題ないでしょう。
(80%といっても、誰がいつまでに何をやるかは記載しないといけませんよ!)
しかし3日後に議事録を送るとなったら、どうでしょうか?
80%の議事録では送りにくくなるのでは?
100%の議事録にしなきゃというマインドになります。
ここで問題なのが、80%の議事録を100%の議事録にしたところで仕事は前に進んでないということです。
議事録の完成度に時間を割くぐらいであれば、その会議で決まった事項に取りかかる方が大事なのではないでしょうか?
遅くなってしまうことにより、より完成度を求められる。
完成度を上げるために、生産性の低い仕事に時間を割かなければいけなくなる。
定時に仕事が終わらず、残業になるといった負のスパイラルにハマってしまいます。
同様にメールの返信もすぐすれば、簡単な返事でもいいけど、翌日・翌々日になったら、完成度を求められます。
すぐに返事したら、「早速のお返事ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。」で済んだものを、「翌日や翌々日になるとありがとうございました」だけじゃ返しにくいな・・・。
何か追加で書きたいけど、思い浮かばない。どうしよう・・・となってしまいます。
メールもとりあえず80%で返信しておいて、また必要があればもう1度メールすればいいのです。
100%を求めるとレスポンスが遅くなる、完成度から逃げられなくなる、余計な仕事が増える、といった弊害が出てきます。
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脱完璧主義のマインド
これまでは仕事の完成度についてご紹介してましたが、ここからは仕事の数について記載していきたいと思います。
完璧主義だと何でもかんでもやろうとして、雪だるま式に仕事が増えていきます。
前項でご紹介した通り、議事録も80%→100%にしようと思ったら、80%で良しと思う人より20%の仕事量の増加ですよね。
仕事の数を減らすには、やることを減らすで解決します。
「やることを減らす」の具体的は方法は下記の通りになります。
・他人に任せる
・1つ増やしたら、1つ減らす
まず他人に任せるですが、完璧主義の人ほど、他人に任せたがらないです。
他人に任せると自分の思ってた出来上がりと違う。
これだったら自分でやった方が出来がいいし、色々手直しを言うぐらいだったら自分でやった方が早い。
上記のような状態になるとあなたの仕事はドンドン増える一方です。
あなたはあなたにしかできないことをすべきです。
他人でもできることは他人に任せるべきなのです。
他人に任せる際も100%を求めてますよね?
100%さえ求めなければ、
・他人に任せると自分の思ってた出来上がりと違う
・これだったら自分でやった方が出来がいい
といったことは、かなり減るはずです。
人に任せる時は、80%、80%と心の中でつぶやきましょう!
人から仕事の完成報告を受ける時も80%、80%と心の中でつぶやきましょう!
これで人に仕事を任せやすくなりますよ\(^o^)/
次に1つ増やしたら、1つ減らすですが、何か1つ増やしたら、何か減らさないとドンドン増えていく一方です。
最近ではドンドン増えても、マルチタスクや多動力で解決!という風潮ですが、普通の人にはできないと思います。
ドンドン増える仕事に疲弊して、疲れ果ててしまいます。
完璧主義をやめるのは、あなたのため?
最後に完璧主義をやめるのは、あなたのためです。
完璧主義は、自分で自分を傷つけています。
だった、100%じゃないと完成でないというのはハードルが高すぎます。
80%で合格と思っている人と、100%でなければと思っている人では、ハードルにつまづいてしまう可能性はどちらが高いでしょうか?
答えは決まっていますよね。
ハードルを80%に下げることによって、成功体験も増えますので、自己肯定感もより得ることができます。
あなたは叱られて伸びるタイプですか?
ほめられて伸びるタイプですか?
私はほめられて伸びるタイプです笑。
実際、ほめられて伸びるタイプの方が多いのではないでしょうか?
また、完璧主義は他人も傷つけてしまいます。
なぜなら、ハードル高いからです。
あなたの高すぎるハードルを皆、超えられなくて傷ついてしまいます。
ハードルが高いゆえに他人を認められない、他人をほめられないといった状態になってしまいます。
結果的にあなたの周りの人を傷つけてしまう結果となってしまいます。
80%を意識して、自分や周りの人に優しくなってみませんか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、完璧主義の弊害についてご紹介しました。
私も完璧主義の傾向がありますので、自戒の念をこめて記事にしました。
80%を目指すというのは、程よいゴールだと思っています。
一旦80%を目指して、アップデートしていけばいいのです。
この80%というのは仕事の質、量への影響もさることながら、メンタルへの影響も大きいといえます。
80%というゴールで、あなたや周りの人により一層優しくなって下さいね!
今回ご紹介した内容がご参考になれば幸いです。