営業では顧客と自分の目的、目線を擦り合わせていく必要があります。
そのためには、顧客に受け入れられる提案をしていくことになります。
しかし!
顧客に受けがいい提案だけでなく、顧客がえっと思うような提案を行なっていく必要があります。
そんな際に顧客を怒らさないことが重要です。
せっかく顧客のためを考えて提案したのに、怒らせてしまっては元も子もありません。
そこで!
営業一筋15年のわたしが、顧客に提案する上で枕詞になるセリフをご紹介していきたいと思います!
Contents
もし、仮に
英語で言うとifですね。
もしということで、仮定したケースの提案ができるようになります。
断定しないので、ワンクッション置いて話すことができます。
(例文)
もしAとBを選ぶとしたら、どちらを選ばれますか?
可能であれば
もし、仮にと似ていますが、要望を伝える際に使えるのが、可能であればです。
可能であればと一言断っておくことで、提案や頼みごとをしやすくなります。
グイグイ提案しても引かれてしまうケースもあるので、一歩引きながら要望を伝えるなら可能であればを使えばOKです。
(例文)
可能であれば、〇〇についてのご意見を教えて頂けないでしょうか。
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例えば
「例えば」は文字の通り、例えを出す際に使える枕詞です。
「例えば」を使って具体例を紹介すると、顧客がより鮮明にイメージを持たせることができるようになります。
(例文)
マッサージ機の使用感を伝えるために、例えば、絶景の露天風呂に入っているような非日常のリラックスを体験できます。
(あくまで例えです(笑))
不勉強かもしれませんが
「不勉強かもしれませんが」、というのは目上だったり、年上の相手により効果的です。
不勉強ですがと言って、少しの失礼があっても気に障らないでねという断りをしてしまいます。
しかし!
不勉強ですがと言えば、どんな失礼でも許してもらえる訳ではないので注意して下さいね(๑╹ω╹๑ )
教科書的には〇〇と言われてますが
教科書がある分野だと、「教科書的には〇〇と言われてますが」と言って、実際は〇〇ではありませんかと問いかけることができます。
相手の方が知識がある場合などに使用すると効果的です。
自分が勉強した上で提案していることも、相手に伝えることができます。
わたしの妄想かもしれませんが
無茶な要望を言う時にわたしは「わたしの妄想かもしれませんが」と言ってます。
「はぁ?」となったら、「すみません、妄想でした」と謝ります。
とりあえず言ってみないことには相手には伝わりません。
「わたしの妄想かもしれませんが」で無茶とも言える要望が言いやすくなります。
おまけ:表情を観察しておく
枕詞でクッションさせておいた上で、しっかりと相手の表情を観察しておくべきです。
表情を観察しておいた上で返ってきた返答に対応していくとよいです。
枕詞でクッションしておいたら、絶対に大丈夫、ということでもないのが営業の難しいところです。
しかし、逆に営業の魅力なのかもしれません(๑╹ω╹๑ )
まとめ:営業では枕詞をうまく使おう
営業で枕詞をうまく使えば、クッションとなって提案がしやすくなります。
営業をやっていると、気が重い提案を行わないといけない場面にも遭遇します。
そんな際には、今回ご紹介した枕詞をぜひ活用してみて下さいね!
ご紹介した内容が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。